「軸上向きを維持」
本日の日経平均は58.79円安の15037.24円で取引を終了した。朝方は米株高、良好なGDPなどを受けて買い先行となったが、その後は高値警戒感から売りが優勢。バイオ、ゲームなどの新興市場の一角が崩れ、個人投資家中心にセンチメントが悪化した。それでも売り一巡後は押し目買いから下げ渋る展開。日銀ETF買いに対する期待もあり、指数は底堅い動きとなった。日経平均の日足チャートでは、下影陰線が出現。下方の窓(14839.79円―14956.38円)の大半を埋めており、調整一巡感の強いチャート形状となっている。全部埋めることなく、急速に下げ渋っているので、買い意欲は旺盛と判断。軸は上向きを維持しており、明日にも再び高値更新となりそうだ。適度な調整を交えながらの、順調な上昇相場。テクニカル指標ほどに過熱感はなく、全体相場はもうしばらく上昇相場が続きそうだ。