「円安・株高、SQを早くも上回る」
本日の日経平均は416.06円高の14607.54円で取引を終了した。朝方から大幅高となり、終日高値圏での推移となった。為替市場ではドル・円相場が1ドル=100円の節目を突破したことで、主力輸出関連株中心に買いが優勢。取引時間中1ドル=101円に乗せる場面があると、さらに強含む動きとなった。注目のミニ先物・オプションのSQ(特別清算指数)は14601.95円で決定。想定以上に高い数値であり、一部投機筋による「押し上げ」もあったようだ。取引時間中はこの幻のSQが上値抵抗線として機能していたが、後場に入ってからはこれを上回る場面が散見された。テクニカルの壁としての機能はそれほど強くはなく、来週はさらに上値を試す展開となりそうだ。