「明日はミニSQ」
本日の日経平均は94.21円安の14191.48円で取引を終了した。朝方は米株高などを受けて買い先行となったが、買い一巡後は上値の重い展開。前日の上ひげ(14421.38円)を突破できなかったことで、上値の重さを意識。中国CPIの上昇率が2.4%と発表されたことも、金融緩和余地が低下したとみなされ、中国株の重しとなった。また、明日、ミニ先物・オプションSQの算出を控え、先物に意図的な売りが出たようだ。 日経平均の日足チャートでは、上影陰線が出現。14400円付近で急速に上値が重くなっており、この付近に“壁”が存在していることは明らかだ。もちろんこれは「テクニカルの壁」であり、一時的な需給による壁。将来的には消滅するものであり、トレンドを崩すものではない。