「円安が一服、中国GDPも嫌気」
本日の日経平均は209.48円安の13275.66円で取引を終了した。先週末に米財務省が日本に対して円安抑制を示唆したことで、為替市場では円安が一服。取引時間中には中国GDPが発表され、市場予想に届かなかったことから中国関連株などが軟調に推移。物色されたのは中小型の材料株。大型株ではシャープ(6753)や東電(9501)など一時経営危機に陥っていた銘柄を物色。個人投資家の資金が集中しており、大賑わいとなった。はっきり言って「物色の質は悪い」と言えよう。ファンダメンタルズを無視した過剰流動性相場はそう長くは続かない。ゴールデンウィーク明けにも、市場を震撼させる急落場面に遭遇しそうだ。