生粋のマネタリスト・・・・
安倍首相は、日銀総裁候補として黒田・ADB総裁、副総裁候補として岩田(規)学習院大教授を指名する事に決めた模様です。黒田さんに関しては、既に、岩田(一)・元日銀副総裁とのどちらかと見られていた事や、金融緩和に対する姿勢としては、岩田(一)さんよりも、やや慎重と見られていた為、この指名がドル円を大きく押し上げた材料と見る事は難しいかもしれません。
寧ろ、岩田(規)教授の副総裁候補指名の方が、市場にとってはサプライズで、此方がドル円の急伸につながったのかもしれません。岩田教授は経済学者ですが、生粋のマネタリストで、内閣府参与の浜田教授も「日本のミルトン・フリードマン」と評している程だそうです。
岩田教授はマネタリストとして、量的緩和政策が有効と主張し、以前、日銀金融研究所との間で激しい論争を繰り広げた過去もあるそうで、そんな経歴を持つ人が、日銀副総裁になるかもしれない事は、嘗ての日銀からは想像も出来ない重大事件です。
この様なサプライズがあった事で、ドル円は早朝に大幅高となりました。その後、東京時間に入ると、主に個人投資家からのまとまった利食い売りが出て、上値の重い展開に移行しましたが、日経平均株価が大幅高となった事から、海外時間を前に再び、じり高となっています。最近、ドルの下値を支えているNY勢参入後に、再び、上値を追う事になるのか注目したい処です。
寧ろ、岩田(規)教授の副総裁候補指名の方が、市場にとってはサプライズで、此方がドル円の急伸につながったのかもしれません。岩田教授は経済学者ですが、生粋のマネタリストで、内閣府参与の浜田教授も「日本のミルトン・フリードマン」と評している程だそうです。
岩田教授はマネタリストとして、量的緩和政策が有効と主張し、以前、日銀金融研究所との間で激しい論争を繰り広げた過去もあるそうで、そんな経歴を持つ人が、日銀副総裁になるかもしれない事は、嘗ての日銀からは想像も出来ない重大事件です。
この様なサプライズがあった事で、ドル円は早朝に大幅高となりました。その後、東京時間に入ると、主に個人投資家からのまとまった利食い売りが出て、上値の重い展開に移行しましたが、日経平均株価が大幅高となった事から、海外時間を前に再び、じり高となっています。最近、ドルの下値を支えているNY勢参入後に、再び、上値を追う事になるのか注目したい処です。