追加緩和期待が後退
昨晩のNY市場は、好調な米小売売上高を受けて追加緩和期待が後退したこともあり、ドルが対主要通貨で買われる展開となった。
本日は米国で、NY連銀製造業景況指数、コアCPI、鉱工業生産、NAHB住宅価格指数が発表されるほか、米国債の償還・利払い(総額各624億ドル・301億ドル)が注目材料。
小売売上高に続き、米マクロ経済指標が市場予想以上となれば、QE3後退観測からドル円は79円乗せを試す展開となろう。一方、8月円高説の一因でもあった本邦投資家による米国債償還・利払いに絡むリパトリについては、為替ヘッジ率が高いことや、米国債への再投資に使われる可能性が高いことから需給へのインパクトは小さいとの見方が強いが、一部で利払い部分がある程度円に転換されるとの見方もあり、どの程度の規模になるかに注目が集まろう。
本日は米国で、NY連銀製造業景況指数、コアCPI、鉱工業生産、NAHB住宅価格指数が発表されるほか、米国債の償還・利払い(総額各624億ドル・301億ドル)が注目材料。
小売売上高に続き、米マクロ経済指標が市場予想以上となれば、QE3後退観測からドル円は79円乗せを試す展開となろう。一方、8月円高説の一因でもあった本邦投資家による米国債償還・利払いに絡むリパトリについては、為替ヘッジ率が高いことや、米国債への再投資に使われる可能性が高いことから需給へのインパクトは小さいとの見方が強いが、一部で利払い部分がある程度円に転換されるとの見方もあり、どの程度の規模になるかに注目が集まろう。