ISM指数が予想上回る ドル買いの反応もドル円は一時的=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/12/03 00:21
 日本時間0時に発表になった11月のISM製造業景気指数は48.4と前回から反転し、予想も上回った。これを受けて為替市場ではドル買いの反応が見られている。新規受注が基準の50を回復したほか、雇用指数も上昇し、米製造業の底堅さも見せている。ただ、8カ月連続で50を下回り、縮小領域での推移に変わりはない。

 ただ、ドル円は発表直後こそ買いの反応が見られ150円台を回復したものの、直ぐに戻り売りに押され149.90円付近での推移。ユーロドルは1.0465ドルまで下げ幅を拡大している。

ISM製造業景気指数(11月)0:00
結果 48.4
予想 47.6 前回 46.5
景気指数 48.4(46.5)
新規受注 50.4(47.1)
生産   46.8(46.2)
雇用   48.1(44.4)
入荷遅延 48.7(52.0)
在庫   48.1(42.6)
仕入価格 50.3(54.8)
輸出   48.7(45.5)
()は前回

USD/JPY 149.85 EUR/USD 1.0473 GBP/USD 1.2635

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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