78円割れにはサポート感
本日は、BoEおよびECBの他、伊・西首脳会談Iが注目。
BoEは前回7月会合で500億ポンドの追加資産購入を発表しており、購入終了予定の11月までは追加緩和は見送られる可能性。
ECBに関しては、先週のドラギECBとノワイエ仏中銀総裁の発言が、証券市場プラグラム(SMP)を通じた国債購入再開姿勢を示していると思われ、利下げはない(9月会合での25bp利下げ予想)可能性には注意。先週のノボトニー・オーストリア中銀総裁発言・ドラギECB総裁発言以降、追加緩和期待が高まっている中、SMP再開の明確化が行われない場合、失望リスクが高まるだろう。ただし、このリスクはゴールドマンサックス出身のドラギECB総裁も強く意識しているはずで、記者会見では、ユーロ維持のために「あらゆる措置を講じる」と改めて強調すると見られる。先週から今週にかけてポジティブサプライズをかなりの部分織り込んでいる中、失望によるユーロ下落も想定されるが、リスク資産の大幅売りには繋がらないか?
一方、ECB理事会とほぼ同時に行われる伊西首脳会談では、正式な国債購入要請が出る可能性が高まっており、確認されればユーロやリスク資産買いが意識されるだろう。この場合は、ドル円にとっては下値支持要因となるだろう。78円割れには本邦当局による介入警戒感もあり、下値支持感が出ている状態。
BoEは前回7月会合で500億ポンドの追加資産購入を発表しており、購入終了予定の11月までは追加緩和は見送られる可能性。
ECBに関しては、先週のドラギECBとノワイエ仏中銀総裁の発言が、証券市場プラグラム(SMP)を通じた国債購入再開姿勢を示していると思われ、利下げはない(9月会合での25bp利下げ予想)可能性には注意。先週のノボトニー・オーストリア中銀総裁発言・ドラギECB総裁発言以降、追加緩和期待が高まっている中、SMP再開の明確化が行われない場合、失望リスクが高まるだろう。ただし、このリスクはゴールドマンサックス出身のドラギECB総裁も強く意識しているはずで、記者会見では、ユーロ維持のために「あらゆる措置を講じる」と改めて強調すると見られる。先週から今週にかけてポジティブサプライズをかなりの部分織り込んでいる中、失望によるユーロ下落も想定されるが、リスク資産の大幅売りには繋がらないか?
一方、ECB理事会とほぼ同時に行われる伊西首脳会談では、正式な国債購入要請が出る可能性が高まっており、確認されればユーロやリスク資産買いが意識されるだろう。この場合は、ドル円にとっては下値支持要因となるだろう。78円割れには本邦当局による介入警戒感もあり、下値支持感が出ている状態。