アジア株 総じて下落、上海株は反落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/10/24 18:29
東京時間18:06現在
香港ハンセン指数   20489.62(-270.53 -1.30%)
中国上海総合指数  3280.26(-22.54 -0.68%)
台湾加権指数     23192.52(-142.24 -0.61%)
韓国総合株価指数  2581.03(-18.59 -0.72%)
豪ASX200指数    8206.26(-9.76 -0.12%)
インドSENSEX30種  80011.81(-70.17 -0.09%)

 24日のアジア株は総じて下落。前日の米国株が米長期金利の上昇を受けて下落したことで、アジア株もおおむね売り優勢で推移した。米大統領選への警戒感も圧迫要因となった。共和党のトランプ前大統領が当選した場合、対中関税の引き上げなど貿易摩擦激化が懸念されている。豪州株は小反落。銀行株など金融株は上昇したものの、資源関連株が売られた。上海株は反落。前日まで4日続伸となり、利益確定の売りなどに押された。
   
 上海総合指数は反落。酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国人寿保険、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、化学品メーカーの万華化学集団が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)、宝飾品小売りの周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、ビール会社の華潤ビール(チャイナ・リソーシズ・ビール)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、医薬品メーカーのCSL、通信会社のテルストラ・コーポレーションが買われる一方で、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、資源・鉱山会社のBHPグループ、データセンターのネクストディーシーが売られた。

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