月末リバランスも介入警戒感が下値を支える

著者:菊川弘之
投稿:2012/07/31 09:13

イベント控え様子見

 本日は、ユーロ圏CPI・失業率の他、米経済指標の発表が多く控えている。個人所得・支出に続きS&P ケースシラー住宅価格指数、シカゴPMI および消費者信頼感指数などが注目材料だ。
 ドル円は米国債利回りに振られやすい展開となっているが、FOMC もあり78 円台前半でのレンジ相場が継続見通し。月末リバランスなどで78 円台を割り込む場面もあるかもしれないが、本邦当局による介入警戒感が強まり下値は限定的か。
菊川弘之
日産証券調査部 主席アナリスト
配信元: 達人の予想