【海外市場の注目ポイント】グリーン英ＭＰＣ委員の発言など

　日本時間午後５時にグリーン英金融政策委員会（ＭＰＣ）委員が講演を行う。グリーン委員は、０．２５％の利下げを決定した７月のＭＰＣで政策金利の据え置きを支持、追加利下げの見送りを決定した前週のＭＰＣでも政策金利の据え置きを支持していた。サービス価格のインフレが依然として高水準にあるなか、グリーン委員が追加利下げに消極的な考えを示すようなら、ポンドが買われる可能性がある。
　
　また、日本時間午後６時には経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）経済見通しや同午後１１時には８月の米新築住宅販売件数の発表も予定されている。８月の米新築住宅販売件数は、大方の予想が年換算７０万戸となっており、前月の同７３万９０００を下回り、３カ月ぶりに減少するとみられている。
　
MINKABU PRESS