精工技研は4連騰、データセンター向け光電融合技術に脚光
精工技研<6834.T>が4連騰、114円高の2907円まで上値を伸ばし約1カ月ぶりの高値水準を回復した。光学分野の独自技術に強みを持っており、光通信用デバイスと自動車部品用金型の2部門が収益の主柱を担っている。光通信用デバイスは量産体制確立に向け海外拠点を強化・拡充している。そうしたなか、生成AI市場の急拡大に伴う半導体生産工場やデータセンターの増設を背景に電力不足が大きな課題となっており、消費電力を抑制する次世代技術として同社の光電融合技術に注目が集まっている。米国株式市場ではデータセンター向け光デバイスが物色テーマとして浮上しており、その流れが東京市場にも波及する可能性があり、同社株はその象徴株として注目度が高い。
出所:MINKABU PRESS
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