200日移動平均線割れ
本邦休場中に、中国株安やスペイン国債利回りの上昇に加えて、米小売売上高が市場予想を下回ったことを受けて米長期債利回りの低下と共にドル円は200日移動平均線を割り込んできた。一目均衡表の雲の下限も割り込んだ事でチャート形状は悪化している。テクニカル面からは、早々に200日MAを回復できるか否かが焦点。
本日はRBA議事要旨、英CPI、独ZEW期待指数、米コアCPIおよびバーナンキFRB議長の議会証言などが予定されているが、特に議会証言で、6月FOMCや議事要旨を踏襲し、具体的な実施条件には言及しない場合、失望感からの株安・米長期債利回り低下からくるドル円の下押しリスクが意識される可能性には注意したい。
また、世界的な景気減速感の中、米国における旱魃を受けた穀物の急騰が、中銀の金融緩和を妨げる可能性がある点にも注意したい。
本日はRBA議事要旨、英CPI、独ZEW期待指数、米コアCPIおよびバーナンキFRB議長の議会証言などが予定されているが、特に議会証言で、6月FOMCや議事要旨を踏襲し、具体的な実施条件には言及しない場合、失望感からの株安・米長期債利回り低下からくるドル円の下押しリスクが意識される可能性には注意したい。
また、世界的な景気減速感の中、米国における旱魃を受けた穀物の急騰が、中銀の金融緩和を妨げる可能性がある点にも注意したい。