ドル円、クロス円ともに軟調 ドル円は１４４円台後半＝ロンドン為替

ドル円、クロス円ともに軟調　ドル円は１４４円台後半＝ロンドン為替

　ロンドン午前は円買いが優勢。ドル円は146円台では売りに押される展開となり、144.50割れまで反落した。ユーロ円は160円付近から157円台半ばへ、ポンド円は186円台後半から183円台半ばへと軟化している。欧州株が軟調。寄り付き時には買いが先行したが、次第に売りに押されて英独仏の主要３指数はいずれも下げに転じている。

　ドル指数は上昇している。リスク警戒的なドル買いの動きとともに、ユーロドルは1.09台半ばから1.09割れ目前へ、ポンドドルは1.27台後半から1.27台割れ水準へと下落している。

　きょうは米貿易収支が発表されるくらい。米経済の先行きを占うような主要な米経済統計発表の予定はなく、昨日の米ＩＳＭ非製造業景気指数の改善などのような手掛かりには欠けている。

USD/JPY　144.81　EUR/JPY　158.03　GBP/JPY　183.91
EUR/USD　1.0909　GBP/USD　1.2697