伊藤米久HDが後場下げ幅を拡大、第1四半期営業利益は26%減
伊藤ハム米久ホールディングス<2296.T>が後場下げ幅を拡大している。正午ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高2357億7100万円(前年同期比3.6%増)、営業利益39億2900万円(同26.0%減)、純利益29億5600万円(同11.9%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
加工食品事業は、テレビCMの投入や消費者キャンペーンの実施などによりハム・ソーセージが伸長したほか、ピザ類、チキン商品に加えて簡便調理商品の拡販に努めた調理加工食品も増加し、価格改定効果もあって増収増益となった。一方で食肉事業は、消費マインドの低下による高価格帯の国産牛肉、輸入牛肉の販売数量減少、国産鶏肉の市況低迷による生産事業の利益減少などの影響を受けて増収減益となり、全体の利益を押し下げた。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高9700億円(前期比1.5%増)、営業利益250億円(同11.9%増)、純利益160億円(同2.9%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
加工食品事業は、テレビCMの投入や消費者キャンペーンの実施などによりハム・ソーセージが伸長したほか、ピザ類、チキン商品に加えて簡便調理商品の拡販に努めた調理加工食品も増加し、価格改定効果もあって増収増益となった。一方で食肉事業は、消費マインドの低下による高価格帯の国産牛肉、輸入牛肉の販売数量減少、国産鶏肉の市況低迷による生産事業の利益減少などの影響を受けて増収減益となり、全体の利益を押し下げた。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高9700億円(前期比1.5%増)、営業利益250億円(同11.9%増)、純利益160億円(同2.9%増)の従来見通しを据え置いている。
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