外為サマリー:一時153円割れ、5月6日以来のドル安・円高水準

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/25 10:25
外為サマリー:一時153円割れ、5月6日以来のドル安・円高水準  25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=153円24銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円35銭程度のドル安・円高となっている。

 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=153円89銭前後と前日に比べて1円70銭程度のドル安・円高で取引を終えた。日銀の早期利上げ観測を背景とした円買いが続き、一時153円11銭と約2カ月半ぶりの水準までドル安・円高が進行した。

 この流れを引き継ぎ、この日の東京市場もドル売り・円買いが優勢となっている。朝方には値ごろ感から下げ渋る場面もみられたが、日経平均株価の大幅安が安全通貨とされる円買いを促すかたちで軟化。これまでに積み上がったドル買い・円売りのポジションを解消する動きも継続しており、午前9時30分過ぎには152円84銭と5月6日以来の水準をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0840ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=166円11銭前後と同1円30銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ