ソフトバンクGは1万円大台攻防に、米ナスダック安の逆風と株式需給の緩みを警戒
ソフトバンクグループ<9984.T>が売り買い交錯、1万円トビ台での攻防となっている。ここ米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が調整局面にあることで、同指数と株価連動性の高い同社株には風向きが悪い。一方、ナスダック市場に上場する同社傘下の英半導体設計アーム・ホールディングス<ARM>は前日まで3日続伸とリバウンド局面に転じているが、25日移動平均線近辺は戻り売り圧力も強くまだ予断を許さない。ソフトバンクGは日経平均構成比率が高く、裁定取引を通じて225先物の影響を受けやすいことも目先押し目買いを入れにくい背景にある。また、信用取組面で買い残の整理が進まない一方で、ここにきて売り残が減少し、前週末19日現在で信用倍率が3.2倍まで上昇、需給関係が緩んでいることも上値を重くしている。
出所:MINKABU PRESS
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銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
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