外為サマリー:バイデン氏撤退表明を受け一時157円10銭台に軟化
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19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円48銭前後と前日に比べて10銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利の上昇を手掛かりに一時157円70銭まで上伸したが、米連邦準備理事会(FRB)の9月利下げ観測からドルの上値は重かった。
米民主党のバイデン大統領が21日に大統領選からの撤退を表明したことを受け、この日の東京市場はドル売り・円買いが先行。ドル高是正を求めているトランプ前大統領が再選する可能性が意識されたことなどを背景に、午前8時30分過ぎに157円16銭まで下押す場面があった。ただ、バイデン氏の撤退自体には驚きが乏しいうえ、新しい選挙戦の構図が固まるまでは積極的には動きにくく、ドルは売り一巡後に持ち直す動きとなっている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0894ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=171円50銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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