22日の株式相場見通し=大幅続落、米株安でリスク回避の流れ続く
22日の東京株式市場は主力株中心にリスク回避の売りが広がり日経平均株価は4日続落となる可能性が高い。フシ目の4万円大台を大きく割り込み3万9000円台半ばまで水準を切り下げる場面も想定される。前週末は世界的に株式市場がリスクオフの流れとなり、欧州株市場ではドイツやフランスなど主要国の株価が総じて軟調だったほか、米国株市場でも景気敏感株やハイテク株などに幅広く売られる展開となった。マイクロソフトOSで発生した世界的なシステム障害により、セキュリティーに対する警戒感が一気に高まり、経済に対する悪影響が懸念されるなか株式市場でも狼狽売りを誘った。半導体関連への売りが噴出、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.1%安に売り込まれた。恐怖指数と称されるVIX指数も投資家心理の動揺が反映され乱高下、引けは16.5ポイントと3.7%の上昇を示した。米株市場の波乱含みの地合いが東京市場にも伝播することは回避しにくい状況にある。21日にバイデン米大統領が11月の大統領選からの撤退を表明したことも、ある程度は織り込まれていたとはいえマーケットにネガティブに左右しやすい。取引時間中は外国為替市場の動向や、米株価指数先物の値動きに神経質な展開となることが予想される。
19日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比377ドル49セント安の4万287ドル57セントと続落。ナスダック総合株価指数は同144.283ポイント安の1万7726.940だった。
日程面では、きょうは6月の白物家電出荷額、6月の食品スーパー売上高、6月の主要コンビニエンスストア売上高、6月の首都圏マンション販売、7月の中国最優遇貸出金利など。なお、タイ市場は休場。
出所:MINKABU PRESS
19日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比377ドル49セント安の4万287ドル57セントと続落。ナスダック総合株価指数は同144.283ポイント安の1万7726.940だった。
日程面では、きょうは6月の白物家電出荷額、6月の食品スーパー売上高、6月の主要コンビニエンスストア売上高、6月の首都圏マンション販売、7月の中国最優遇貸出金利など。なお、タイ市場は休場。
出所:MINKABU PRESS
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