午後:債券サマリー 先物は反発、日銀オペ「無難」 長期金利1.095%
3日の債券市場で、先物中心限月9月限は反発した。前日の米国市場で長期債価格が上昇(金利は低下)したことが支援材料となった。日銀がこの日に実施した定例の国債買い入れオペの結果は総じて無難と受け止められた。円債相場の反応は限られたが、日経平均株価が一時600円を超す上昇となるなど投資家のリスク許容度の高まりは、安全資産と位置付けられる国債には重荷となった。
米国ではポジション調整目的の買いが債券価格を上昇させて米長期金利は低下した。日銀の国債買い入れオペは「残存期間1年以下」と「同1年超3年以下」、「同3年超5年以下」、「同10年超25年以下」の4本。買い入れ結果は「同1年超3年以下」で応札倍率が3倍台となったが、落札利回りの水準が実勢とほぼ同水準とあって、債券を売り急ぐ投資家はそれほど多くないと受け止められた。国内では翌4日には30年債の入札が予定されており、超長期債には調整目的の売りが出た。米長期金利が時間外取引で上昇基調となったことも、円債相場の上値を圧迫した。
先物9月限は前営業日比7銭高の142円49銭で取引を終えた。新発10年債(第375回債)の利回りは1.095%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
米国ではポジション調整目的の買いが債券価格を上昇させて米長期金利は低下した。日銀の国債買い入れオペは「残存期間1年以下」と「同1年超3年以下」、「同3年超5年以下」、「同10年超25年以下」の4本。買い入れ結果は「同1年超3年以下」で応札倍率が3倍台となったが、落札利回りの水準が実勢とほぼ同水準とあって、債券を売り急ぐ投資家はそれほど多くないと受け止められた。国内では翌4日には30年債の入札が予定されており、超長期債には調整目的の売りが出た。米長期金利が時間外取引で上昇基調となったことも、円債相場の上値を圧迫した。
先物9月限は前営業日比7銭高の142円49銭で取引を終えた。新発10年債(第375回債)の利回りは1.095%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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