店舗やオフィスの清掃にかかわる人手不足解消・無人化に貢献セキュリティシステムと清掃ロボットの相互連携規格を確立

配信元:PR TIMES
投稿:2024/06/25 14:47
セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:吉田保幸)は、セコムのセキュリティシステムとロボットを連携させ、店舗やオフィスの警戒状態を解くことなく、清掃ロボットなど無人時に作業を行うロボットを稼働させるための相互連携規格を確立、6月から運用を開始します。



人手不足を背景に、自律走行する清掃ロボットを使用して、夜間や休日に清掃をする店舗やオフィスが増えています。しかし、清掃ロボットの稼働中はセキュリティシステムの警戒状態を解除するため、その間は従業員が居残ったり警備員を配置したりして、店舗やオフィスに人が侵入しないよう規制や監視をする必要があり、完全な無人化は難しい状況でした。

このたび確立したセキュリティシステムと清掃ロボットの相互連携規格「SECOM AZ Certified※1」は、ロボット活用に適したセンサー配置等のセキュリティプランニング、ロボットの動作状態に応じてセキュリティシステムが適切な警戒状態をとるための連携プロトコルや、ロボットが清掃している間に侵入・火災が発生した際のセキュリティシステム運用などを定めたものです。

店舗やオフィスにおいて、セコムのセキュリティシステムが警戒状態にあるなか、清掃開始時刻になると清掃ロボットとセキュリティシステムが連携し、必要な警戒状態を維持しながらも、警備用センサーによる清掃ロボットの誤検知を防ぎながら、ロボット清掃を行うことができます。また、システムセキュリティ「AZ」および「AZ-Air」の専用アプリを通じて、清掃作業正常終了・中断などの通知を受け取ることもできます(オプション)。
このようにセキュリティシステムと相互連携規格「SECOM AZ Certified」対応した清掃ロボットを連携させることにより、ロボット清掃に立ち会わなければならない人員や労働時間が全く不要となるので、清掃にかかわる人手不足解消・無人化を図ることができます。

「SECOM AZ Certified」による連携第一号として、アマノ株式会社の小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」による運用を、2024年6月より大手スーパーマーケットの店舗で開始します。
 
セコムは、2019年9月、長年培ってきたセコムならではの安全のノウハウをひとつにまとめ、お客様のニーズの変化や、技術革新・通信基盤の変化にも柔軟に対応できる、システムセキュリティ「AZ」を、そして2022年3月には、「AZ」の特長を受け継ぎながら中小規模の店舗やオフィスにも導入しやすい「AZ-Air」を販売開始しました。今回のセキュリティシステムと清掃ロボットの相互連携規格「SECOM AZ Certified」により、「AZ」はロボットメーカー様とも連携しお客様の新たな事業運営コスト削減のニーズにお応えできるようになりました。

今後もセコムは、サービス・商品の提供を通じ、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいきます。

※1:「SECOM AZ Certified」について
ロボット活用に適したセキュリティシステム「AZ」または「AZ-Air」のセンサー配置等のセキュリティプランニング、ロボットの動作状態に応じてセキュリティシステムが適切な警戒状態をとるための連携プロトコルや、ロボットが清掃している間に侵入・火災が発生した際のセキュリティシステム運用などのオペレーション手法を定めた規格です。
なお、セキュリティシステムとロボットの連携プロトコルや、異常発生時のオペレーション手法については現在特許出願中です。

・対象となるセキュリティシステム:セコム(株) システムセキュリティ「AZ」および「AZ-Air」
・「AZ」商品説明(https://www.secom.co.jp/business/security/az.html
・「AZ-Air」商品説明(https://www.secom.co.jp/business/security/az-air.html

・適合する清掃ロボット:アマノ(株) 小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」

・「HAPiiBOT」商品説明(https://www.amano.co.jp/Clean/hapiibot.html


(いずれも2024年6月25日時点)
配信元: PR TIMES

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