セコムが3日続伸、セキュリティーシステムと清掃ロボットの相互連携規格を確立◇
セコム<9735.T>が3日続伸している。この日、同社のセキュリティーシステムとロボットを連携させ、店舗やオフィスの警戒状態を解くことなく、無人時に作業を行う清掃ロボットなどを稼働させるための相互連携規格を確立し、6月から運用を開始すると発表したことが好感されている。
今回確立した相互連携規格「SECOM AZ Certified」は、ロボット活用に適したセンサー配置などのセキュリティープランニング、ロボットの動作状態に応じてセキュリティーシステムが適切な警戒状態をとるための連携プロトコルや、ロボットが清掃している間に侵入・火災が発生した際のセキュリティーシステム運用などを定めたもの。人手不足を背景に、自律走行する清掃ロボットを使用して、夜間や休日に清掃をする店舗やオフィスが増えているが、清掃ロボットの稼働中はセキュリティーシステムの警戒状態を解除するため、その間は従業員や警備員を配置する必要があった。今回確立した相互連携規格に対応した清掃ロボットを連携させることで、ロボット清掃に立ち会わなければならない人員や労働時間が不要となり、清掃にかかわる人手不足解消・無人化を図ることができるという。なお、連携第1号として、アマノ<6436.T>の小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」による運用を6月から大手スーパーマーケットの店舗で開始するとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
今回確立した相互連携規格「SECOM AZ Certified」は、ロボット活用に適したセンサー配置などのセキュリティープランニング、ロボットの動作状態に応じてセキュリティーシステムが適切な警戒状態をとるための連携プロトコルや、ロボットが清掃している間に侵入・火災が発生した際のセキュリティーシステム運用などを定めたもの。人手不足を背景に、自律走行する清掃ロボットを使用して、夜間や休日に清掃をする店舗やオフィスが増えているが、清掃ロボットの稼働中はセキュリティーシステムの警戒状態を解除するため、その間は従業員や警備員を配置する必要があった。今回確立した相互連携規格に対応した清掃ロボットを連携させることで、ロボット清掃に立ち会わなければならない人員や労働時間が不要となり、清掃にかかわる人手不足解消・無人化を図ることができるという。なお、連携第1号として、アマノ<6436.T>の小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」による運用を6月から大手スーパーマーケットの店舗で開始するとしている。
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