日経平均は小幅反落、米国株安受けて売りスタートも終値で40000円台は維持

配信元:フィスコ
投稿:2024/03/05 15:30
*15:30JST 日経平均は小幅反落、米国株安受けて売りスタートも終値で40000円台は維持 4日の米国市場は反落。ダウ平均は97.55ドル安(-0.25%)の38989.83ドル、ナスダックは67.43ポイント安(-0.41%)の16207.51、S&P500は6.13ポイント安(-0.12%)
の5130.95で取引を終了した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを急がない姿勢を受けた長期金利の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。ハイテクは引き続き人工知能(AI)関連の強い需要を期待した買いが支え、一時プラス圏を回復し全体相場を支援。しかし、アトランタ連銀のボスティック総裁が年2回の利下げ予想を示し慎重姿勢を再表明すると、終盤にかけ利益確定売りが強まり、再び下落し終了した。

米国株の下落を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。日経平均は40000円を割り込んでスタートしたが、売り一巡後は40000円台を回復し、一時切り返す場面も見られた。半導体株の上げは一服したものの、トヨタ自<7203>のほか、銀行株、建設株などバリュー株が買われたことからTOPIXは切り返す動き。プライム市場の売買代金は4営業日連続で5兆円台と引き続き商い活況となった。

大引けの日経平均は前日比11.60円安(-0.03%)の40097.63円となった。東証プライム市場の売買高は17億4166万株、売買代金は5兆1039億円だった。セクター別では、倉庫・運輸関連業、サービス業、海運業、不動産業、化学などが下落した一方、建設業、証券・商品先物取引業、鉱業、銀行業、機械などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は56%、対して値下がり銘柄は40%となっている。

日経平均採用銘柄では、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>レーザーテック<6920>など半導体銘柄の一角が上げ一服となったほか、ディー・エヌ・エー<2432>エムスリー<2413>東京建物<8804>エーザイ<4523>、TOTO<5332>が売られた。

一方、配当方針変更に伴う増配を発表したことから大林組<1802>がストップ高。大林組の急騰が刺激材料となり、鹿島<1812>大成建設<1801>清水建設<1803>も買われた。このほか、フジクラ<5803>コマツ<6301>富士通<6702>が買い優勢となった。

なお、日経平均の構成銘柄の定期見直しで除外される宝ホールディングス<2531>大平洋金属<5541>は売られたが、住友大阪セメント<5232>は上昇。一方、新規で組み入れられるZOZO<3092>ディスコ<6146>ソシオネクスト<6526>は総じて買われた。
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配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
6,639.0
(12/30)
+6.0
(+0.09%)
1802
2,093.0
(12/30)
-7.5
(-0.35%)
1,252.5
(12/30)
+4.0
(+0.32%)
1812
2,881.0
(12/30)
-10.5
(-0.36%)
1,397.0
(12/30)
-5.0
(-0.35%)
3,135.0
(12/30)
+20.0
(+0.64%)
1,355.0
(12/30)
+1.5
(+0.11%)
4,897.0
(12/30)
-81.0
(-1.62%)
4,329.0
(12/30)
-26.0
(-0.59%)
3,317.0
(12/30)
-8.0
(-0.24%)
3,805.0
(12/30)
-24.0
(-0.62%)
1,454.0
(12/30)
-11.0
(-0.75%)
6,548.0
(12/30)
-153.0
(-2.28%)
42,730.0
(12/30)
-1,030.0
(-2.35%)
6301
4,350.0
(12/30)
+7.0
(+0.16%)
2,530.5
(12/30)
-123.5
(-4.65%)
6702
2,799.5
(12/30)
-15.5
(-0.55%)
9,198.0
(12/30)
-249.0
(-2.63%)
15,185.0
(12/30)
-65.0
(-0.42%)
3,146.0
(12/30)
-42.0
(-1.31%)
9,490.0
(12/30)
-148.0
(-1.53%)
2,607.0
(12/30)
+3.5
(+0.13%)