◆ “巻き戻し”先行… - “148円回復”
米10年債利回りが“上を下へ”と小刻みに振れる中、ドル円は“方向定まらず”を地で往く展開を強いられました。
ただ「米10年債入札」も順調に消化されたこともあり、徐々に“巻き戻し”が優勢となっていきました。
こうして米10年債利回りは“幾分上昇(4.06%→4.12%)”を見せる中、ドル円も“148円台”へと押し戻されていきました。
◆ “もう一段の利回り上昇”は期待できるものの…?
「FRB要人発言」は昨日も“タカ派寄り”が相次ぎましたので、“もう一段の利回り上昇ドル買い(戻し)”は十分に想定されるところです。
ただ「ムーディーズの米地銀・NYコミュニティ・バンコープ格下げ(→Ba2:ジャンク級)」との報が重石となっている印象が強く、“上値は限定的”となる可能性も否めないものがあります。
「内田日銀副総裁発言」が本日は予定されていますが、それ以外は「主だったイベント(特に米経済指標)」は予定されておりません。
このため“円主導の動意”が見られないとも限りませんが、そうでなければ“下値は堅いが、上値も重い”を地で往く展開を、本日も想定しておくべきかもしれません。
やや“前者(下値は堅い)”が上回るとは考えますが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
149.588(+2σ)
149.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
148.891(2/5高値《年初来高値》)
上値5:148.782(2/6高値)
上値4:148.653(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:148.534(+1σ)
上値2:148.419(ピボット1stレジスタンス)
上値1:148.259(2/7高値)
前営業日終値:148.186
下値1:148.000(大台)
下値2:147.792(ピボット1stサポート)
下値3:147.632(2/7安値)
下値4:147.554(100日移動平均線、20日移動平均線)
下値5:147.394(2/1~2/5の50%押し、日足・一目均衡表転換線、20週移動平均線、ピボット2ndサポート)
147.165(ピボットローブレイクアウト)
147.041(2/1~2/5の61.8%押し、大台)
《10:45》
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