後場の日経平均は603円高でスタート、任天堂やソニーGなどが高い

配信元:フィスコ
投稿:2024/01/10 13:19
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;34366.94;+603.76TOPIX;2443.54;+30.45


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比603.76円高の34366.94円と、前引け(34386.79円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は34330円-34390円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=144.80-90円と午前9時頃から40銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が下げて始まった後は下げ渋り昨日終値近辺で推移し0.1%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に一時上げに転じたが買いは続かず0.3%ほど下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。ダウ平均先物がやや軟調なことや、日本株の高値警戒感から積極的な買いを手控える向きがあるようだ。一方、外為市場で朝方に比べ円安・ドル高方向に振れていることが東京市場で安心感となっているもよう。また、前場の日経平均が節目とされる34000円を上回った後も堅調に推移したことから相場の先高観を指摘する向きもある。

 セクターでは、その他製品、精密機器、医薬品が上昇率上位となっている一方、海運業、鉄鋼、鉱業が下落率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、京セラ<6971>カプコン<9697>第一三共<4568>任天堂<7974>エーザイ<4523>キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>デンソー<6902>ファナック<6954>が高い。一方、ネクステージ<3186>、ウエルシアHD<3141>富士通<6702>楽天グループ<4755>、スクリーンHD<7735>、TOWA<6315>野村マイクロ<6254>郵船<9101>商船三井<9104>日本製鉄<5401>が下落している。
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配信元: フィスコ

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