東京株式(大引け)=222円高、朝安後に切り返し3日ぶり反発

大引けの日経平均株価は前営業日比222円82銭高の3万2891円16銭と3日ぶり反発。プライム市場の売買高概算は13億3736万株、売買代金概算は3兆2267億円。値上がり銘柄数は1126、対して値下がり銘柄数は621、変わらずは87銘柄だった。
きょうの東京市場は、主力株中心に広範囲に買いが優勢となった。日経平均株価は寄り後早々に160円強下げる場面もあったが、売り一巡後は立ち直り、前引けはプラス圏で着地、後場は一段高に買われた。前日の米国株市場ではNYダウが過去最長記録と並ぶ13連騰を記録したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数の方は小幅反落し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も下落するなどハイテク株には向かい風の強い地合いだった。FOMCは波乱なく通過したが、東京市場はあすの日銀金融政策決定会合の結果を前に見送りムードが強く、前場は方向感の見えづらい地合いだった。しかし、後場に入るとナスダック100株価指数先物が強い動きを示したことや、外国為替市場でドルが買い戻され、円安方向に押し戻されたことなどが好感された。売買代金も3兆2000億円台と増勢だった。
個別では、東京エレクトロン<8035.T>が堅調、ディスコ<6146.T>も大きく上値を追った。ソフトバンクグループ<9984.T>が買い優勢だったほか、カプコン<9697.T>が商いを膨らませ値上がり率トップに買われた。川崎汽船<9107.T>など海運株も高い。TOWA<6315.T>、東邦ガス<9533.T>、山陽特殊製鋼<5481.T>、日本ゼオン<4205.T>が大幅高。アーレスティ<5852.T>も値を飛ばした。インソース<6200.T>も高い。
半面、売買代金トップとなったアドバンテスト<6857.T>が軟調、レーザーテック<6920.T>も冴えない。日産自動車<7201.T>も値を下げた。サイバーエージェント<4751.T>が大幅安、そーせいグループ<4565.T>が売られ、日東電工<6988.T>の下げも目立った。トプコン<7732.T>が急落、日産車体<7222.T>も下落した。キヤノン電子<7739.T>も安い。
出所:MINKABU PRESS
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