米外為市場サマリー:米金融引き締め長期化観測から一時140円70銭台に上昇

この日に米商務省が発表した4月の個人消費支出(PCE)物価指数で、エネルギーと食品を除くコア指数が前年同月比4.7%上昇と市場予想(4.6%)以上の伸びとなったことで、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測が一段と強まった。加えて、ミシガン大学が発表した5月の消費者態度指数(確報値)が59.2と市場予想(57.7)を上回ったことや、米クリーブランド連銀のメスター総裁がCNBCとのインタビューで「6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)ではあらゆる選択肢が議題になる」と追加利上げに含みを持たせたこともドルの買い手掛かりとなり、ドル円相場は一時140円73銭と昨年11月下旬以来およそ半年ぶりの水準に上昇した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0723ドル前後と前日に比べて0.0002ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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