ETF売買動向＝18日前引け、日興ＳＰ５百、野村素材化学が新高値

　18日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比4.8％増の1084億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同1.9％増の905億円だった。

　個別ではグローバルＸ　デジタル・イノベーション－日本株式ＥＴＦ <2626> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＭＳＣＩ日本株 <1479> 、グローバルＸ　バイオ＆メドテック－日本株式ＥＴＦ <2639> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　日経２２５ <1369> 、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> など61銘柄が新高値。ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＪＰＸ日経４００ダブル <1466> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> など14銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が3.93％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.80％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が3.49％高、グローバルＸ　ロジスティクス・ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2864> が3.42％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が160円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金447億600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均548億7700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が106億4500万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が70億6900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が67億9500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が66億8400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が58億5300万円の売買代金となった。

株探ニュース