ダイコク電機---3Qは2ケタ増収・大幅な増益、連結業績予想の上方修正に加え50周年記念配当の実施を発表

配信元:フィスコ
投稿:2023/02/13 10:52
*10:52JST ダイコク電機---3Qは2ケタ増収・大幅な増益、連結業績予想の上方修正に加え50周年記念配当の実施を発表 ダイコク電機<6430>は9日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.2%増の232.86億円、営業利益が同160.7%増の39.49億円、経常利益が同161.7%増の41.44億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同122.6%増の28.32億円となった。

情報システム事業の売上高は同30.5%増の192.20億円、セグメント利益は同117.0%増の46.67億円となった。「パチンコホール向け製品等」の売上は、スマートパチスロ導入に伴い、スマート遊技機専用ユニットを含む同社カードユニット「VEGASIA」やパチスロ需要が高いファン向け情報公開端末「BiGMO PREMIUM」の販売台数が順調に推移した結果、前年同期を大幅に上回った。「サービス」の売上は、主要なサービスが堅調に推移したほか、「ClarisLink」、「Market-SIS」等の新規サービスや市場変化への対応に関連するMIRAIGATEサービスの加盟店舗数が増加したこともあり、前年同期を上回った。

制御システム事業の売上高は同6.2%減の40.71億円、セグメント利益は同16.6%減の4.04億円となった。表示ユニット及び制御ユニット販売は前年同期を下回ったが、部品販売は好調に推移し前年同期を上回った。また、取引先遊技機メーカーの民事再生手続きによる債権に対する貸倒損失を計上した。

2023年3月期通期については、 同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比23.0%増(前回予想比3.4%増)の300.00億円、営業利益が同151.8%増(同62.2%増)の30.00億円、経常利益が同134.0%増(同56.1%増)の32.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同70.9%増(同61.5%増)の21.00億円としている。また、今期設立から50周年を迎えるにあたり、2023年3月期の期末配当において1株当たり10.00円の記念配当の実施を発表した。その結果、期末配当金は1株当たり合計60.00円となり、中間配当金を含めた当期の年間配当金予想は、1株当たり70.00円となる。

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