後場の日経平均は104円高でスタート、ルネサスや東海カなどが高い

配信元:フィスコ
投稿:2023/02/10 12:58
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27688.71;+104.36TOPIX;1987.97;+2.97


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比104.36円高の27688.71円と、前引け(27722.92円)から上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は27640円-27710円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=131.60-70円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安で始まった後、0.3%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に下げ幅を広げ1.7%ほど下落している。後場の日経平均は、前場の中頃から伸び悩んだ流れを引き継ぎ、前引けに比べやや売りが先行する形で始まった。円相場が落ち着いた動きとなっていることが東京市場で一定の安心感となる一方、ダウ平均先物が軟調で、また、香港ハンセン指数が大きく下げていることなどが東京市場の株価の重しとなっているようだ。

 セクターでは、鉄鋼、その他製品、保険業が上昇率上位となっている一方、不動産業、鉱業、石油石炭製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、神戸鋼<5406>ルネサス<6723>、東海カ<5301>日本製鉄<5401>、東エレク<
8035>、セコム<9735>、SMC<6273>、三菱UFJ<8306>テルモ<4543>日産自<7201>が高い。一方、NTTデータ<9613>三菱地所<8802>、INPEX<1605>レーザーテック<6920>メルカリ<4385>、リクルートHD<6098>、SUMCO<3436>トヨタ<7203>、日本電産<6594>、TDK<6762>が下落している。

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