ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金1463億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比2.1％増の1463億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同10.5％減の1087億円だった。

　目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.69％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.67％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が3.44％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が3.36％高と大幅な上昇。

　一方、グローバルＸ　ＮＡＳＤＡＱ１００・カバード・コール <2865> は4.20％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> は3.43％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が22円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金506億9600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均721億円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が141億1800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が115億2900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が69億2200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が66億4200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が58億9100万円の売買代金となった。

株探ニュース