エンフェーズが決算 米国に弱気なコメントも欧州が堅調=米国株個別
太陽光関連機器のエンフェーズ・エナジー<ENPH>が前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第1四半期のガイダンスも予想を上回る売上高見通しを示している。
同社のコーサンダラマンCEOは、季節的条件とマクロ環境により、米国の第1四半期は第4四半期に比べて若干減少するとの見通しを示した。「第1四半期は季節的に太陽光設備は軟化する傾向がある。1月は通常よりも、その顕著な季節性が見られたが、設置業者や販売代理店は12月に比べて1月のほうが案件が増加している」と説明した。
アナリストからは「米国市場の短期的な見通しに関する同社のコメントはまちまちだが、米国内の逆風は成長ストーリーを狂わせるほど大きくないことは明らかだ」と述べている。
また、別のアナリストからは欧州の強さへの指摘も出ている。「同社の欧州での強さは米国の不確実性を凌駕している。欧州の需要は引き続き堅調で、IQ8マイクロインバータの地域全体での更なる展開が短期的に利益を支える」という。
ただ、株価は下落。取引開始直後こそ大幅高で始まったものの、買い一巡後は急速に戻り売りに押されている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.51ドル(予想:1.24ドル)
・売上高:7.25億ドル(予想:7.07億ドル)
・粗利益率(調整後):43.8%(予想:41.8%)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:7.00~7.40億ドル(予想:6.74億ドル)
・粗利益率(調整後):41~44%(予想:41.5%)
(NY時間09:57)
エンフェーズ<ENPH> 225.02(-3.44 -1.51%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同社のコーサンダラマンCEOは、季節的条件とマクロ環境により、米国の第1四半期は第4四半期に比べて若干減少するとの見通しを示した。「第1四半期は季節的に太陽光設備は軟化する傾向がある。1月は通常よりも、その顕著な季節性が見られたが、設置業者や販売代理店は12月に比べて1月のほうが案件が増加している」と説明した。
アナリストからは「米国市場の短期的な見通しに関する同社のコメントはまちまちだが、米国内の逆風は成長ストーリーを狂わせるほど大きくないことは明らかだ」と述べている。
また、別のアナリストからは欧州の強さへの指摘も出ている。「同社の欧州での強さは米国の不確実性を凌駕している。欧州の需要は引き続き堅調で、IQ8マイクロインバータの地域全体での更なる展開が短期的に利益を支える」という。
ただ、株価は下落。取引開始直後こそ大幅高で始まったものの、買い一巡後は急速に戻り売りに押されている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.51ドル(予想:1.24ドル)
・売上高:7.25億ドル(予想:7.07億ドル)
・粗利益率(調整後):43.8%(予想:41.8%)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:7.00~7.40億ドル(予想:6.74億ドル)
・粗利益率(調整後):41~44%(予想:41.5%)
(NY時間09:57)
エンフェーズ<ENPH> 225.02(-3.44 -1.51%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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