<動意株・19日>(大引け)=東京計器、東京通信、カラダノートなど
東京計器<7721.T>=大陽線で75日線越え。岸田政権では来年度からの5年間で防衛費を43兆円と現行計画の約1.5倍に大幅拡大する方針を明示している。財源確保の問題などでは依然として不協和音も聞こえるが、防衛力強化の必要性については世論調査でも支持する層が支持しない層を上回っており、政策の方向性に変化はないとみられている。前週末に行われた首脳会談でもバイデン大統領は日本の防衛力強化を称賛し、岸田首相の政策を支持する方針を強く示した。そうしたなか、同社は防衛市場向けのレーダー機器などの航空機搭載用電子機器や艦艇向け航法装置などの製造で高い実績があり、関連有力株として改めて物色人気が高まっている。PBRは0.6倍台と指標面からも割安感がある。
東京通信<7359.T>=急動意。同社は18日、子会社MASKが手掛けるインセンティブゲーム「ポイ活ソリティア」がAppStoreの無料ゲームランキングで1位にランクインしたと発表しており、これを材料視した買いが入っている。「ポイ活ソリティア」は、定番のカードゲーム「ソリティア(クロンダイク)」で遊ぶだけでポイントが貯まるインセンティブゲーム。貯めたポイントは現金やAmazonギフト券に交換できるので、スキマ時間のお小遣い稼ぎに最適として人気となっているようだ。
カラダノート<4014.T>=上値指向で大幅続伸。18日の取引終了後に12月度の月次契約者数推移を発表。家族サポート事業(保険代理事業「かぞくの保険」、宅配水事業「カラダノートウォーター」)の契約者数は前月比464件増の4909件となり、獲得件数が過去最高を記録したことが好感されている。コールセンターによる獲得効率が改善したことなどが寄与したという。
サスメド<4263.T>=鮮烈な戻り足。今年1月12日につけた戻り高値を払拭し新局面入りを示唆している。疾病に対応した医療機器開発や医療情報の提供を主要業務とし、リハビリなどに関するスマートフォン向けアプリの開発などで注目度が高い。塩野義製薬<4507.T>と販売契約を締結していることもポイントで、昨年、不眠治療用アプリで医療機器製造販売申請を行い、厚生労働省が12月19日に開いた薬事・食品衛生審議会の医療機器調査会で承認が了承されたことで、塩野義との連携関係が改めてクローズアップされている。一方、大量保有報告や変更報告などで上位株主の活発な玉移動が観測されるほか、外資系証券経由の空売り残高の増加など株式需給面でも思惑を呼んでいる。
ベース<4481.T>=上げ足強め4連騰。18日の取引終了後、集計中の22年12月期連結業績について、売上高が150億円から170億4500万円(前の期比28.2%増)へ、営業利益が36億200万円から39億1000万円(同30.3%増)へ、純利益が24億6800万円から27億2600万円(同28.2%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。デジタルトランスフォーメーション(DX)機運の高まりから企業のIT投資が活発化するなか、主要顧客4社のうち大手SIer3社との取引が堅調に推移し、前の期比で3割近い伸びを示したことが売上高・利益を押し上げた。また業績の上振れに伴い、49円を予定していた期末配当予想を56円へ増額した。
鈴木<6785.T>=9日続伸。同社は18日取引終了後、23年6月期第2四半期累計(22年7~12月)の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを従来の15億4200万円から18億9000万円(前年同期比21.6%増)に引き上げたことが好感されているようだ。産機向け部品などが好調に推移して全体の生産効率を押し上げたほか、全社の経費圧縮が利益を押し上げた。一方、スマートフォン関連部品の需要減少や機械セグメントの自動機器が購入部材の逼迫による影響を受けたことで、売上高予想は従来の144億2500万円から136億5000万円(同4.5%増)に引き下げた。なお、第3四半期以降の見通しについては現在精査しており、通期業績予想の修正が必要となった場合は速やかに公表するとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
東京通信<7359.T>=急動意。同社は18日、子会社MASKが手掛けるインセンティブゲーム「ポイ活ソリティア」がAppStoreの無料ゲームランキングで1位にランクインしたと発表しており、これを材料視した買いが入っている。「ポイ活ソリティア」は、定番のカードゲーム「ソリティア(クロンダイク)」で遊ぶだけでポイントが貯まるインセンティブゲーム。貯めたポイントは現金やAmazonギフト券に交換できるので、スキマ時間のお小遣い稼ぎに最適として人気となっているようだ。
カラダノート<4014.T>=上値指向で大幅続伸。18日の取引終了後に12月度の月次契約者数推移を発表。家族サポート事業(保険代理事業「かぞくの保険」、宅配水事業「カラダノートウォーター」)の契約者数は前月比464件増の4909件となり、獲得件数が過去最高を記録したことが好感されている。コールセンターによる獲得効率が改善したことなどが寄与したという。
サスメド<4263.T>=鮮烈な戻り足。今年1月12日につけた戻り高値を払拭し新局面入りを示唆している。疾病に対応した医療機器開発や医療情報の提供を主要業務とし、リハビリなどに関するスマートフォン向けアプリの開発などで注目度が高い。塩野義製薬<4507.T>と販売契約を締結していることもポイントで、昨年、不眠治療用アプリで医療機器製造販売申請を行い、厚生労働省が12月19日に開いた薬事・食品衛生審議会の医療機器調査会で承認が了承されたことで、塩野義との連携関係が改めてクローズアップされている。一方、大量保有報告や変更報告などで上位株主の活発な玉移動が観測されるほか、外資系証券経由の空売り残高の増加など株式需給面でも思惑を呼んでいる。
ベース<4481.T>=上げ足強め4連騰。18日の取引終了後、集計中の22年12月期連結業績について、売上高が150億円から170億4500万円(前の期比28.2%増)へ、営業利益が36億200万円から39億1000万円(同30.3%増)へ、純利益が24億6800万円から27億2600万円(同28.2%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。デジタルトランスフォーメーション(DX)機運の高まりから企業のIT投資が活発化するなか、主要顧客4社のうち大手SIer3社との取引が堅調に推移し、前の期比で3割近い伸びを示したことが売上高・利益を押し上げた。また業績の上振れに伴い、49円を予定していた期末配当予想を56円へ増額した。
鈴木<6785.T>=9日続伸。同社は18日取引終了後、23年6月期第2四半期累計(22年7~12月)の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを従来の15億4200万円から18億9000万円(前年同期比21.6%増)に引き上げたことが好感されているようだ。産機向け部品などが好調に推移して全体の生産効率を押し上げたほか、全社の経費圧縮が利益を押し上げた。一方、スマートフォン関連部品の需要減少や機械セグメントの自動機器が購入部材の逼迫による影響を受けたことで、売上高予想は従来の144億2500万円から136億5000万円(同4.5%増)に引き下げた。なお、第3四半期以降の見通しについては現在精査しており、通期業績予想の修正が必要となった場合は速やかに公表するとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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