リョーサン、今期経常を一転24%増益に上方修正、配当も50円増額

配信元:株探
投稿:2022/10/25 16:30
 リョーサン <8140> [東証P] が10月25日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の68億円→100億円(前期は80.8億円)に47.1%上方修正し、一転して23.7%増益見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の32億円→65億円(前年同期は40.5億円)に2.0倍上方修正し、一転して60.1%増益見通しとなった。

 業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の50円→75円に大幅増額し、下期配当も従来計画の50円→75円に増額修正した。年間配当は150円(前期は120円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2023年3月期第2四半期連結累計期間は、前広の商材確保で市場ニーズを取り込み、幅広い分野において販売が伸長したことに加え、円安の寄与もあり、売上高は1,670億円(増減率+24.6%)となりました。営業利益は増収効果と販売管理費の抑制運用の結果、90億円(増減率+172.7%)となりました。経常利益は営業外費用に為替差損を計上するものの、65億円(増減率+103.1%)。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては44億円(同率+100.0%)となりました。 通期業績予想につきましても、マクロ環境に不透明感の高まりが見られるものの、引き続き一定程度の販売伸長を見込んでおり、売上高及び全ての利益項目において前回発表予想を上方修正することといたしました。

  当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要政策の一つと認識すると共に、1株当たり当期純利益の向上に努め、配当につきましては、連結配当性向50%を目途とすることを基本方針としています。 この方針に基づき、2023年3月期の第2四半期期末配当予想及び期末配当予想につきましては、各々前回予想の1株当たり50円から25円増配し、75円とすることにいたしました。年間配当金は150円となる予定です。● 営業外費用の計上について 2023年3月期第2四半期連結累計期間において、営業外費用(為替差損)23億87百万円を計上いたします。これは、外貨建て売上への為替リスク対応の結果、当社グループが保有する外貨建資産・負債の評価替えとして発生したものです。なお、この金額は2022年9月末時点のものであり、今後の為替相場の状況により、この金額は変動いたします。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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