オキサイドは軟調、23年2月期最高益予想も半導体市場の警戒感が重荷

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/10/17 14:01
 オキサイド<6521.T>は軟調。前週末14日の取引後、23年2月期の業績予想の上方修正を発表した。営業・経常利益は最高益予想を上乗せする形となったほか、減益予想としていた最終利益でも一転して過去最高を見込む。ただ前週末に米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に下落したこともあって、半導体市場の先行きに対する慎重な見方は根強く、目先の利益を確定する目的の売りが膨らんだ。

 営業利益は7億600万円から9億円(前期比50.8%増)、経常利益は6億9500万円から9億3000万円(同55.3%増)、最終利益は4億8700万円から6億5000万円(同31.1%増)にそれぞれ見通しを引き上げた。売上高の予想は63億3900万円(同33.3%増)で据え置いた。半導体事業での設備稼働率が想定を上回るなど生産性が向上。ヘルスケア事業での原材料価格の上昇分について、販売価格への転嫁が進んだことも寄与する。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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