決算発表を前に・・・
早いもので今年も10月に突入しました。
2021年の金融緩和相場から2022年は金融引き締め相場に移行し、株価も下落トレンドが続いています。ただもしかすると10月下旬には相場が好転する材料が出てくるかもしれません。
過去の統計データで見ると10月は・・・
●株価が下がりやすい月といえます。
10月の統計データを見ると
●勝率45.7%
●平均損益率マイナス0.65%
となっており株価が下がりやすい傾向が見られます。
基本的には8月、9月と続く夏枯れ相場の延長線として10月相場も株価が下がりやすい月となっているのですが、今年はもしかするとある材料で10月下旬以降、少し相場が好転する可能性があります。
その材料とは・・・
●日米企業の決算発表です。10月下旬から11月上旬にかけて四半期決算発表が相次ぎます。
何度もお伝えしているように今株価が下落している理由は
●景気悪化懸念です。米国の長期金利上昇、インフレ、為替の変動など、企業業績を左右するマクロ環境が大きく変化してきています。この変化を受けて[企業業績も悪くなっているのではないか・・・」との懸念から株が売られているわけです。
そこで本当に企業業績が悪化しているのか?の答えあわせが今回の決算発表だと思います。
今の市場予想では・・・
●あまりよくない決算を発表する企業が多い
と思われているのですが、もしかするとそれほど悪くない決算が多い可能性もあります。
そうなってくると、「思ったよりも企業業績悪くないじゃないか」と見直し買いが入ってくる可能性もあるでしょう。
このように考えると10月相場のポイントは
●日米企業の決算発表が良いか?悪いか?となりそうです。
日本企業においては10月25日以降、決算発表が本格化してきます。
それまでは今の流れが続くかもしれません。また決算発表前は買い控えが起こったりする可能性が高いため値動きの荒い展開が予想されます。ただ、決算発表が一巡した11月中旬には少し株式市場も好転する可能性がありそうです。
10月も気を引き締めてしっかりトレードしていきましょう。
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