東京株式(大引け)=269円高、米株休場で手掛かり材料難も買い優勢続く

大引けの日経平均株価は前営業日比269円66銭高の2万6423円47銭と続伸。プライム市場の売買高概算は10億3818万株、売買代金概算は2兆4120億円。値上がり銘柄数は1007、対して値下がり銘柄数は749、変わらずは82銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日に続きリスクオフの巻き戻しで日経平均は上昇、朝方は約380円高まで買われ2万6500円台まで上昇する場面もあったが、その後は伸び悩んだ。前日の米国株市場が休場であったことから、手掛かり材料に乏しかったものの、外国為替市場で円安が進行し、輸出株中心に追い風材料となった。ただ、上値では買いポジションを軽くする動きが観測され、全体指数の上値を押さえた。後場はいったん上げ幅を縮小したあと買い直され、日経平均は結局2万6400円台で引けた。時価総額上位の主力株は買われたが、それ以外の中小型株は売り買いが交錯し、値上がり銘柄数は全体の55%に過ぎなかった。なお、TOPIXの上げ幅は9ポイント強にとどまっている。
個別では、レーザーテック<6920.T>が高く、東京エレクトロン<8035.T>も小幅ながら上昇した。ソフトバンクグループ<9984.T>、KDDI<9433.T>も頑強な値動き。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が物色人気を集め商いを膨らませ値上がり率トップに買われた。INPEX<1605.T>も値を上げた。ファーストリテイリング<9983.T>が大きく上値を伸ばしたほか、東京海上ホールディングス<8766.T>も高い。メルカリ<4385.T>も終始買いが優勢だった。楽天グループ<4755.T>もしっかり。
半面、川崎汽船<9107.T>が安く、日本郵船<9101.T>も軟調。セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>も下落した。三井不動産<8801.T>が下値を探り、JR西日本<9021.T>も売りに押された。クスリのアオキホールディングス<3549.T>が値下がり率トップに売られたほか、アダストリア<2685.T>も急落した。KeePer技研<6036.T>、ユナイテッドアローズ<7606.T>も大幅安。KLab<3656.T>の下げも目立った。
出所:MINKABU PRESS
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