ETF売買動向＝21日大引け、全銘柄の合計売買代金3143億円

　21日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比3.6％減の3143億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同3.2％増の2851億円だった。

　個別では上場中国Ａ株パンダ <1322> が新高値。ＮＺＡＭ　カーボン・エフィシェント指数 <2567> 、ｉシェアーズユーロ建て投資適格社債ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2623> 、ｉシェアーズ　気候リスク調整世界国債 <2853> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではマザーズ・コア上場投信 <1563> が4.92％高、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン　ＳＲＩ <2851> が4.85％高、東証マザーズＥＴＦ <2516> が4.39％高、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が4.22％高、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> が4.03％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　野村企業価値分配指数連動型 <1480> は4.17％安、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は3.93％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.62％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が475円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1592億3500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1733億200万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が284億5900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が239億4800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が180億1100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が172億8900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が161億9200万円の売買代金となった。

株探ニュース