ETF売買動向＝10日前引け、大和高配４０、ＮＴ中小型が新高値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比21.7％増の1988億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同27.4％増の1778億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ニッチトップ中小型日本株 <2050> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸ高配当４０指数 <1651> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　大豆上場投資信託 <1697> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> など9銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2512> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ米国投資適格社債 <2554> 、ｉシェアーズユーロ建て投資適格社債ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2623> 、上場インデックスファンド豪州国債（為替ヘッジあり） <2843> 、ｉシェアーズ　気候リスク調整世界国債 <2853> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.17％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> は4.05％安、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は3.99％安、上場インデックスファンド豪州リート <1555> は3.61％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は3.36％安、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> は3.29％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が397円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1095億2300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金879億1400万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が201億6900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が125億9200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が92億4300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が71億3900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が60億500万円の売買代金となった。

株探ニュース