ETF売買動向＝21日大引け、全銘柄の合計売買代金2454億円

　21日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比16.1％減の2454億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同11.1％減の2115億円だった。

　個別ではｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2513> 、上場インデックスファンド豪州リート <1555> 、ＳＰＤＲ　Ｓ＆Ｐ５００　ＥＴＦ <1557> 、ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）上場投信 <2558> など20銘柄が新高値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が3.29％高と大幅な上昇。

　一方、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は5.87％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> は5.31％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.36％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.11％安、グローバルＸ　メタルビジネス－日本株式 <2646> は4.01％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が335円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1406億1700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1250億3100万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が174億6900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が138億4600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が87億7100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が82億7200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が66億5800万円の売買代金となった。

株探ニュース