新興市場銘柄ダイジェスト:ファブリカは大幅に4日ぶり反発、ロードスターがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2022/01/07 16:08
<3906> ALBERT 4450 +160
大幅に反発。NTTドコモ(東京都千代田区)の人間理解AI「HRL-AI」の開発を支援したと発表している。HRL-AIはNTT<9432>グループのAIを活用した取り組み「corevo」の構成技術で、行動ログなどからパターンや性格を分析する。チーム構築でのコミュニケーション促進などへの活用が期待されているという。ALBERTはオンラインチャットツールのコミュニケーションデータを活用した分析手法の検討やHRL-AIの実装を支援した。

<2702> マクドナルド 5090 -20
大幅に3日ぶり反落。21年12月の既存店売上高が前年同月比2.4%増(前月5.4%増)だったと発表している。客数は0.6%増(同2.7%増)、客単価は1.9%増(同2.6%増)となり、いずれも鈍化した。全店売上高は3.3%増(同6.5%増)。12月はカナダの大規模水害とコロナ禍による世界的な物流網の混乱でマックフライポテトの販売を一時期Sサイズのみに限定した。物流網の混乱は続いており、今後も状況を注視するとしている。

<4193> ファブリカ 2281 +115
大幅に4日ぶり反発。22年3月期第3四半期の主力事業のKPI数値(速報)で、メディアSMS導入社数が前年同期比822社増加の3346社になったと発表している。自動車アフターマーケット総合プラットフォーム「symphony」の導入社数は、507社増加の3223社となった。KPIが良好だったことに加え、ファブリカコミュニケーションズ株は6日に上場来安値を付けており、押し目買いも入っているようだ。

<3482> ロードスター 1099 +150
ストップ高。22年12月期の営業利益予想を前期比27.9%増の71.54億円と発表している。コーポレートファンディング事業で従来以上の利益率が期待できる物件が多数あるほか、クラウドファンディング事業も堅調に推移する見通し。また、アセットマネジメント事業で不動産投資市況の活況を背景に大型案件の受注に注力し、AUM(受託資産残高)の積み上げを図るとしている。

<3083> シーズメン 1107 +48
大幅に3日ぶり反発。22年2月期第3四半期累計(21年3-11月)の営業損益を1.48億円の赤字と発表している。前年同期比増減率は非開示。オリジナルブランドの拡充などを図ったほか、新規事業として10月にメタバースファッション専門アパレルブランドを立ち上げている。通期予想は3.20億円の赤字で据え置いた。純損益ベースで第3四半期累計が2.80億円の黒字と通期予想(0.50億円の黒字)を大きく上回ったことが好感されているようだ。

<4565> SOSEI 1724 -13
朝高後、マイナス転換。一部メディアが「米アルファベット傘下のライフサイエンス企業、米ベリリーと免疫疾患向け新薬候補の共同研究で提携する」と報じ、買い材料視された。報道によると「ベリリーのコンピューター解析技術を生かし、創薬の初期段階にあたる新薬候補の選定を効率化し、新薬開発までの期間短縮を狙う」という。検索大手Googleを抱えるアルファベット傘下との提携が好感され、投資家の期待が高まった。 <ST>
配信元: フィスコ

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