日経平均は3日ぶり大幅反発、29000円台回復、米株高受け朝方400円超上昇(訂正)

配信元:フィスコ
投稿:2021/12/28 15:57
日経平均は3日ぶり大幅反発。27日の米国市場でNYダウは4日続伸し、351ドル高となった。S&P500指数は連日で過去最高値を更新。クレジットカード会社のマスターカードのデータで年末商戦の売上高が高い伸びを示したことなどが好感された。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで276円高からスタートすると、朝方には一時29121.01円(前日比444.55円高)まで上昇。その後は上値で利益確定の売りも出て29000円を挟みもみ合う展開が続いたが、引けにかけてやや強含んだ。

大引けの日経平均は前日比392.70円高の29069.16円となった。終値としては11月25日以来およそ1カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の売買高は9億5249万株、売買代金は2兆1688億円だった。業種別では、精密機器、パルプ・紙、水産・農林業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは海運業のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の86%、対して値下がり銘柄は12%となった。

個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が3%の上昇。東エレク<8035>も堅調で、ともに連日で上場来高値を更新した。前日の米フィラデルフィア半導体株指数
(SOX)が大きく上昇し、レーザーテックや東エレクもこうした流れを引き継いだ。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>キーエンス<6861>がしっかり。しまむら<8227>あさひ<3333>は決算を好感した買いが入った。また、後場の取引時間中に業績・配当予想の上方修正を発表した愛知銀<8527>が東証1部上昇率トップとなった。一方、郵船<9101>商船三井<9104>任天堂<7974>はさえない。ピックルス<2925>は決算を受けて売りが先行。また、レノバ<9519>は連日で売り気配のままストップ安比例配分となった。
<HK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1,177.0
(08/29)
-27.0
(-2.24%)
3333
1,437.0
(03/14)
+4.0
(+0.27%)
3,518.0
(03/14)
+29.0
(+0.83%)
61,400.0
(03/14)
+1,270.0
(+2.11%)
14,510.0
(03/14)
+145.0
(+1.00%)
2,746.5
(03/14)
+27.5
(+1.01%)
7974
10,265.0
(03/14)
+85.0
(+0.83%)
21,480.0
(03/14)
+160.0
(+0.75%)
8,516.0
(03/14)
+35.0
(+0.41%)
5,650.0
(09/28)
+60.0
(+1.07%)
5,273.0
(03/14)
-47.0
(-0.88%)
5,489.0
(03/14)
-32.0
(-0.57%)
9519
724.0
(03/14)
+10.0
(+1.40%)
7,836.0
(03/14)
+80.0
(+1.03%)