ETF売買動向＝16日前引け、日興Ａリート、ｉＳ米債７が新高値

　16日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比79.5％増の1860億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同73.4％増の1566億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、上場インデックスファンド豪州リート <1555> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が新高値。中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.15％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が3.07％高、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> が3.05％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.63％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は6.25％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> は3.26％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が444円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金841億9500万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金504億3000万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が153億1800万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が142億1600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が140億7200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が101億3400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が90億2100万円の売買代金となった。

株探ニュース