午前:債券サマリー 先物は小幅続落、長期金利0.055%に上昇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/12/08 12:29
 8日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続落。リスクオフムードが和らぐなか、安全資産とされる債券は売りが優勢だった。

 英製薬グラクソ・スミスクラインが7日、開発中のコロナ抗体治療薬「ソトロビマブ」が臨床前段階でオミクロン型に有効性を示したと発表したことから、市場が「オミクロン株」に対する警戒感が後退。これを受けて日経平均株価は大幅高となり、債券の重荷となった。なお、日銀は「残存期間1年以下」「同1年超3年以下」「同5年超10年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物12月限の終値は前日に比べ1銭安の152円03銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.055%だった。

出所:MINKABU PRESS
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