選挙明け日本株爆騰！このまま上昇するのか？【西村剛】

1日はなぜここまで株価が大きく上昇したかと言うと、、、

大きな材料であった衆議院選挙が終わり日本株が大きく上昇しました。
事前予想よりも与党が健闘した結果、政治への不安が後退したことで外国人投資家が日本株を買ってきたことだと考えています。

これで相場の波乱要素であった選挙が終わり、今週、来週でピークを迎える決算発表が次の材料となりそうです。今のところ決算発表も総じて良好な決算が見込まれており、日本株においてもアフターコロナの景気回復が意識されてくるでしょう。

加えて岸田政権が11月中旬に大規模な経済対策を発表するという報道があったことや自民党幹事長交代など選挙後の運営をにらんだ人事があったりと、目先はポジティブな材料が多そうです。

懸念材料としては、中国の恒大集団のデフォルトや金利上昇による米国株の急落懸念がありますが、今のところそのリスクは顕在化していません。ですので、11月12日のSQまでは堅調に推移するのではないかと期待しています。

ただマザーズ銘柄に関しては昨年コロナ禍で業績が良かった銘柄については、次の決算で反動が出てきそうですので、決算発表後の失望売りには十分に注意しておきましょう。

いずれにせよ、選挙が終わったことで相場の雰囲気もだいぶよくなり、いよいよ日経平均株価30000円台回復も視野に入ってきました。年末から年始にかけては株価が上がりやすいアノマリーもあり下値不安は小さそうな相場となりそうです。想定外の急落に備えるのは当然として、上昇相場対策もしっかりとおこなっておきましょう。