マザーズ指数は反落、今晩の米ハイテク株安、衆院選やメルカリ決算前に売り

配信元:フィスコ
投稿:2021/10/29 16:52
 本日のマザーズ市場では、朝方から軟調な展開となり、プラス転換した日経平均と比べるとマザーズ指数の戻りは鈍かった。米アップルや米アマゾン・ドット・コムが時間外取引で下落し、今晩の米ハイテク株安が意識されて、東京市場でも新興IT株に売りが出たようだ。また、31日の衆院選投開票を前に買い持ち高を減らす動きもあり、引け後に決算発表を予定していたメルカリ<4385>は利益確定売りに押された。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1526.37億円。騰落数は、値上がり124銘柄、値下がり243銘柄、変わらず21銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリやフリー<4478>が軟調で、JMDC<4483>は小安い。売買代金上位ではアスタリスク<6522>CINC<4378>、プロジェクトC<9246>といった直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角が値を崩した。また、前日まで強い値動きを見せていたMacbeeP<7095>が一転急反落し、下落率トップとなった。一方、時価総額上位ではビジョナル<4194>、売買代金上位では日本電解<5759>が堅調。
売買代金トップのグローバルW<3936>は大幅に3日続伸した。また、INC<7078>は制限値幅拡大にもかかわらずストップ高を付け、本日だけで9割近い大幅高となった。
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配信元: フィスコ

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