大引け:反落も高値引け、33業種中17業種が上昇

配信元:メルトレ
投稿:2010/03/29 15:51
 大引けの日経平均株価は9.9円安の10986.47円、TOPIXは0.59ポイント安の966.13ポイントで終了。

 本日の東京株式市場は期末配当落ち日のため、一時100円近く下落する場面があったものの、その後、下げ幅を縮小する展開。後場には、モスクワで死傷者を多数出す連続爆発があり、ロシア政府が「地下鉄爆発をテロ行為として調査開始」と報じられたものの、ロシア株ETF<1324.O>が売られることもなく、日本株は下げ幅を縮小。円安や中国株高などが好感され、日経平均・TOPIXともにマイナスながら本日の高値圏で取引を終了しました。

 業種別では17業種が上昇、16業種が下落。個別では、発行済み株式総数の1.52%にあたる50万株の自社株買いを発表した日比谷総合建設<1982.T>、米系通信社インタビューで、2013年8月期にグループ全体の売上高を「現在の2倍超の5000億円まで伸ばしたい」とコメントしたグローウェルHD<3141.T>、日本振興銀行からの保証債務存在確認請求訴訟について和解が成立したと発表したMAGネット<8073.Q>、中間期の営業利益予想を2億5000万円から4億6000万円に増額したマルコ<9980.O>、4月2日に東証2部から東証1部へ昇格すると発表したアインファーマシーズ<9627.T>、某新聞が10年3月期の連結経常利益が従来予想を40億円程度上回る170億円前後になりそうと報じた商船三井<9101.T>、通期営業利益を2億8000万円から4億4000万円に増額修正したジオスター<5282.T>などが上昇しました。

 半面、特別損失の発生などで通期業績の下方修正を発表、経常利益を2400万円の黒字から1億800万円の赤字に引き下げたヘリオステクノHD<6927.T>、4月に取締役を7名に減らす方針と一部経済紙が伝えたエイベックス・グループHD<7860.T>、10年2月期の連結最終利益が従来予想比82%減の6億円になりそうと発表したガリバーインターナショナル<7599.T>、国内外からポジティブなレーティングが観測されたものの、配当落ち&米経証券の大口の売りが観測された任天堂<7974.O>などが下落しました。

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配信元: メルトレ

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