ETF売買動向＝27日大引け、全銘柄の合計売買代金2114億円

　27日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比18.5％減の2114億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同17.9％減の1680億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> 、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> 、ＮＺＡＭ　上場投信　ＪＰＸ日経４００ <2526> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> 、ＮＥＸＴ　日経３００株価上場投信 <1319> など11銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> が3.92％高と大幅な上昇。

　一方、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> は3.01％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が8円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金913億5400万円となり東証全銘柄で4位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1393億2400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が189億6300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が166億2300万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が117億円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が106億7900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が58億3100万円の売買代金となった。

株探ニュース