後場の日経平均は210円安でスタート、塩野義製薬やレーザーテックが安い

配信元:フィスコ
投稿:2021/09/09 13:09
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29971.04;-210.17TOPIX;2065.08;-14.53


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比210.17円安の29971.04円と午前の終値から下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は弱含み。アジア市場は高安まちまち。
為替は1ドル=110円10銭台と朝方から若干円高で推移。午前の日経平均は、米国市場が下落した流れを受けて、投資家のリスクセンチメントが低下し反落となった。後場の日経平均は、指数が3万円近辺である高値警戒感から、前場終値より下げ幅を拡大してスタートした。指数に寄与度の高い、東京エレクトロン<8035>アドバンテスト<6857>などが午前の終値より上げ幅を縮小していることや、ファーストリテイリング<9983>やソフトバンクG<9984>が下げ幅を拡大しており、相場の重しとなっているようだ。

 セクター別では、ゴム製品、機械、空運業、その他金融業が下落率上位となっており、一方、電気・ガス業、食料品が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、レーザーテック<6920>塩野義製薬<4507>日本電子<6951>日本郵船<9101>が安く、東京電力HD<9501>レノバ<9519>ソフトバンク<9434>ベイカレント<6532>三菱商事<8058>が高い。
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