クロスプラス、今期経常を67%下方修正

配信元:株探
投稿:2021/09/03 15:00
 クロスプラス <3320> [東証2] が9月3日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年1月期の連結経常利益を従来予想の24.5億円→8億円(前期は25.3億円)に67.3%下方修正し、減益率が3.2%減→68.4%減に拡大する見通しとなった。
 同時に、2-7月期(上期)の連結経常利益も従来予想の7億円→3.7億円(前年同期は1.9億円)に47.1%下方修正し、増益率が3.5倍→86.9%増に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期累計期間の連結業績につきましては、売上高において、衣料品販売のアパレル卸売では、郊外型専門店や無店舗向けの販路を中心として回復基調となっている一方で、アパレル小売では、外部モールへのEC販売が伸長したものの、外出自粛による来店客数の減少を要因として百貨店や大型量販店の店頭販売の回復が遅れております。加えて非衣料品販売では、ファッションマスクの販売が想定よりも進まず、期初予想に対して900百万円の減収要因となりました。 その結果、2021年3月12日の発表予想を900百万円下回る見込みとなりました。 以上により、上記の売上高の減少に伴って、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年からは増収増益となったものの、計画を下回る見込みとなりました。 通期の連結業績予想につきましては、売上高において、第2四半期累計期間の業績予想を反映するとともに度重なる緊急事態宣言の発出の影響や今後新型コロナウイルス感染症の影響が当期末まで及ぶものと想定する中で、本格的な消費動向の回復は見通しづらい状況となり、下期においてはニューノーマル商品の開発や、郊外型専門店向けの販売を強化する等の施策を行うものの、引き続きアパレル小売における店頭販売の落ち込みや非衣料品販売の減少が想定されるため、2021年3月12日の発表予想を2,000百万円下回る見込みとなりました。また利益面では、上記売上高の減少の他に、売上高構成比の影響で粗利益率が低下することなどを踏まえて、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益がそれぞれ計画を下回る見込みとなりました。※上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績については、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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